ただ「飼う」のではなく、「一緒に生きていく家族の一員」として迎えてください。
かけがえのない命を託すにあたり、以下の条件を満たす方に限らせていただきます。
1.生計を立てるお仕事をお持ちか、または準ずる収入があること。
2.猫の飼育ができる住宅に居住していること。
3.適切な健康管理を施すこと。
- 望まれない繁殖を防止するためにも、不妊去勢手術を必ず行ってください。
- ノミダニ予防や、各種伝染病予防のワクチン接種を行ってください。
4.家族全員の同意を得ていること。
- ひとり暮らしの方、65歳以上の方には、後見人の意思確認をさせていただく場合があります。
5.愛情と責任を持って終生飼養すること。
- すぐに人間に心を許すことができない子もいます。大きな愛情を持って接してください。
- 猫の健康に問題が生じた場合は、適切な医療を受け、終生飼養をしてください。
- 諸事情により飼養が困難になっても、引き継いでその責任を負っていただくことが前提です。
6.完全室内飼育を行うこと。
- 外飼いは事故や病気等、多くの危険に満ちており、糞尿等、近隣へ迷惑がかかります。必ず完全室内飼育を行ってください。
7.脱走防止の工夫と飼い主明示をすること。
- 迷子札やマイクロチップ等にて飼い主明示をしてください。
- 脱走の可能性がある子には、脱走防止の工夫をお願いします。
8.子猫の譲渡は原則2匹とさせて頂きます。
- 下記の「子猫を2匹で縁組する理由」をご覧ください。
- 住居等の理由でどうしても1匹しか飼うことが出来ない場合は、1匹だけ保護されているボランティアの方を探してみますのでご相談ください。
仔猫を2匹で縁組みする理由
- 仔猫が、母猫や兄弟と一緒に生活することは、ごく当たり前のことです。
にこまめち猫部でも、仔猫はたくさんの猫たちと暮らして育ちました。だから仔猫にとって、ひとりぼっちはとっても寂しくてストレスです。その為、食欲の低下や、ストレスによる免疫力の低下で、病気を発症することもあります。 - 猫は、生後1か月頃より社会性の勉強が始まります。
兄弟でじゃれあい、噛み合い、加減や我慢、一緒にいる事の安心感等を学びます。この社会性の勉強ができないと、甘えているのに人に怪我をさせてしまったり、我慢ができず怒ったり暴れたりの狂暴な仔に育つケースがあります。 - 猫は単独行動を好むといわれますが、乳飲みの頃から人に育てられた仔は、常に誰かがそばにいることを好む寂しがり屋さんに育ちます。そのため、1匹でのお留守番は分離不安となってしまうことがあります。
- 仔猫は遊ぶのが大好きです。ご飯を食べている時と、寝ている時以外は、ずっと遊びたいのです。
先住猫が高齢や気弱な子である場合、ひっきりなしに遊びに誘う仔猫の存在が、大きなストレスを与えてしまいます。 先住猫は、食欲不振や免疫力の低下で、体調を崩すこともあります。 - にこまめち猫部の仔猫たちは、生まれてすぐにお母さんと離され寂しい思いをしました。
もう、二度と寂しくないように、せめて一緒に生まれた兄弟や、ここで一緒に育った仔と2匹でずっーと暮らさせてあげたいのです。そうすれば、戦いごっこをしたり、一緒にお昼寝したりして、仲良くおりこうさんにお留守番も出来ます。
どうぞ、広い心で2 匹の縁組をお願い致します。